世界では様々なお酒が醸造されて、各お酒毎に毎年新酒が造られています。日本酒の新酒は秋にお米が収穫されて日本酒造りが始められ、2~3ヶ月後の冬に新酒が出揃います。
従って、この日本酒の新酒をヌーボーと言っても構わないわけです。
弊社・オードヴィ庄内で造られた日本酒の新酒が「オードヴィ・ヌーボー」です。
フランスのボジョレー・ヌーヴォーとは?
フランス・ボジョレー地区で、その年に採れたガメイという品種のブドウを使って造られるワインの新酒のこと。
- ボジョレーとはブルゴーニュ地方の一部に含まれる地域を指します。
- ヌーボーとは、フランス語の綴りでは「nouveau」日本語訳は「新酒」です。
- ボジョレー・ヌーヴォーには収穫祭的な意味合いもあり「初物」を尊ぶ日本人の文化と相性がよいワインです。
酒造りにおいて一番大切な「生命の水( オードヴィ)」となる、酒蔵の地下に湧き出る鳥海山の伏流水を使用し、同じ鳥海山から流れ出る水で灌漑された庄内平野で収穫されたお米を日本酒の原料とし、地元山形 県の農業技術で開発された「麹菌」を使用し、地元で育った杜氏により146年間受け継がれてきた酒造りの技法を守り、地元の人々の手で醸造された酒は日本版テロワールで作られたと言っても、過言ではありません。
山形県が開発した最新の食米「雪若丸」
粒立ちしっかりおいしい新食感
かつて、こんなに美しいお米が、あっただろうか。おいしいお米は、粒が美しい。
粒が美しいお米が、おいしいごはんになるんだね。
あの「つや姫」に、凛々しい弟君の誕生です。その名も「雪若丸」。雪のように輝く白い粒。
ひと粒ひと粒の食べ応えは、まさに新食感。見事な「炊き映え」は、「白いごはん」の極致です。
あっさりと上品な味わいはどんなおかずも引き立てて、毎日の日常が、ひと味リッチになることでしょう。
「雪若丸」名称の由来
この名称は、「雪若丸」のしっかりした粒感や稲姿(いなすがた)などが男性的であること、際立つ白さとつやのある外観が雪のように美しいことを表しています。
さらに、白さとつやの特長が「つや姫」に似ていることに加え、山形県で「つや姫」の次に生まれたお米であり、つや姫」の弟をイメージさせるのにふさわしいとして、この名称に決まりました。
山形県は雪国であり、雪は豊かな水源となり、豊かな恵みをもたらします。 米どころ山形が産んだ「雪若丸」が、「つや姫」に続くブランド米を目指します。
- 好評発売中の「雪若丸」2.5kg袋と2合の雪若丸キューブ
- 「雪若丸」の特徴は、一粒一粒がしっかりした弾力の新食感
今年のオードヴィヌーボーは、2種類になります。
2021年版ファーストタンク限定・あらばしり純米生酒
山形県の地元庄内平野で収穫された新米「雪若丸」を100%使用した
初絞りファーストタンクのあらばしり純米生酒
2021年版ファーストタンク限定・純米にごり酒
山形県の地元庄内平野で収穫された新米「雪若丸」を100%使用した
初しぼりファーストタンクの純米にごり酒
地元にある「東北公益文科大学」に昨年、初めての日本酒同好会として『KOEKI 日本酒サークル』が誕生しました。
この日本酒同好会が最初に取り組む地元企業とのコラボプロジェクトとして当酒蔵が展開した第1回「オードヴィヌーボー」プロジェクトにおいてオリジナルラベルのデザイン製作を手掛けて頂きました。
第2回となる今年も「KOEKI 日本酒同好会」のメンバーに対して新しい発想に基づいた「オードヴィヌーボー」オリジナルラベルのデザイン考案をお願いしました。
乞うご期待下さい。
2021年版「オードヴィーヌーボー」
12月20日解禁
今年は昨年に引き続きまして、第2回のオードヴィヌーボーを醸造し限定販売を行います。
特徴は、地元で最新の山形県産米「雪若丸」100% を使って醸す純米酒になります。
この純米酒の醸造用ファーストタンクの中でも「あらばしり」を生で瓶詰めにした
限定500本をマクアケにて「オードヴィヌーボー・プレミアム生酒」として先行販売致します。
更に2年目の特徴として、
純米酒のあらばしり生酒と共に、独自の製法で醸造した純米にごり酒を
「オードヴィヌーボー・エクストラホワイト」として限定500本を先行販売致します。